今週は競馬の祭典「日本ダービー」。拡大版でお届けする今回は、フルゲート18頭になった92年以降の24回に対象を広げて徹底分析。皐月賞3着のサトノダイヤモンドが本命馬に導き出された。
(1)実績 ダービーにフロックでの優勝はない。勝ち馬23頭までが重賞勝ち馬だった。唯一の例外はデビュー3連勝で勝った96年フサイチコンコルド。今年は無敗馬が不在なので重賞Vが絶対条件だ。
(2)臨戦過程 圧倒的に強いのが皐月賞出走馬。ただし5着以下から逆襲Vを飾った馬は皐月賞で1番人気に支持された馬だけ。リオンディーズは皐月賞5着降着が痛恨。一方、牝馬の07年ウオッカを除く皐月賞不出走組は全て前々走と前走を連勝していた(02年タニノギムレットは皐月賞3着)。そのくらいの勢いがないと強力な皐月賞組には太刀打ちできない。
(3)距離適性 勝ち馬には例外なく芝1800メートル以上での連対歴があった。ウオッカも牡馬相手の黄菊賞(芝1800メートル)で2着。エアスピネルは距離延長が不安だ。
(4)コンビ経験 コンビを1戦しか消化せずに優勝したのは昨年のドゥラメンテ&M・デムーロだけ。同馬はコンビ1戦目の皐月賞を勝っていた。マカヒキ&川田は初コンビだった皐月賞で2着。2戦目で人馬一体といくだろうか?
(5)敗戦経験 ダービー馬に中途半端な負けは許されない。00年アグネスフライト(若葉S12着)、09年ロジユニヴァース(皐月賞14着)など大敗をバネにした馬はいるが、3歳時に6~8着を経験している馬は皆無。同じ負けなら大敗の方が潔くて大物感があるのかも?スマートオーディンは共同通信杯6着がいただけない。
(6)人気経験 勝ち馬24頭はオープンで1、2番人気かG1で4番人気以内に推された経験があった。ディーマジェスティは皐月賞を8番人気で制したが今度はマークされる立場。青葉賞を4番人気で勝ったヴァンキッシュランともども重圧が違ってくるはずだ。
結論 残ったのはサトノダイヤモンド。1番人気の皐月賞は3着だったが、ダービーの大舞台で雪辱を果たす。
サトノダイヤモンドはきさらぎ賞で強いパフォーマンス
日本ダービーの予想はここの3つの予想を参考にします。
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