朝日杯FSの注目穴馬-ネオルミエール

◆朝日杯FS追い切り(18日)

 栗東滞在中の関東馬ネオルミエールが18日、坂路で追い切った。コンビを組む柴山雄一騎手(36)=美浦・フリーは、12日から栗東で調整している同馬より早く、栗東入り。2歳王者の座をかけた一戦に備え、つきっきりで仕上げに加わってきた。また、この日は出走18頭が決定。枠順は19日に決まり、20日から全国で前売りされる。

 人馬の呼吸がピタリと合った。レースでも手綱を執る柴山の思惑通り、ネオルミエールは従順に指示に従い、最後は力強くストライドを伸ばした。「併せ馬で道中は気を抜かせないようにしながら。抜く時の反応も良かった」。栗東の坂路で行ったスペースクルーズ(3歳1000万)との併せ馬は、馬なりで4ハロン54秒7―12秒8をマーク。頭差先着した。「動きは本当に良かったです。先週しっかりやっているので調整程度と言われていたが、イメージ通りに乗れた」と満足げだった。

 先週木曜に栗東入りした相棒に対し、柴山はその2日前に“前乗り”して、万全の受け入れ態勢を敷いていた。さらに、この日が雪予報だったため、調教に間に合わなくなる可能性を考慮。追い切り前日はトレセン近くに宿泊して備えるなど、心血を注いできた。「なかなかG1に乗るチャンスはない。やるだけのことをやって臨みたいですから」。今年で36歳のベテランは、初タイトルへ静かに闘志を燃やしていた。

 キャリアは2戦だが、前走で初めてコンビを組み、背中から確かな能力を感じていた。「まだ成長途上ではありますが、それでもあれくらい(重賞2着)のレースができますからね。気持ちが強いし、しまい切れる脚もある。阪神の長い直線はプラスだと思います」。G1馬を母に持つ良血に寄せる期待は大きい。

 早めの栗東輸送効果もあって、本番は万全の態勢で臨めそう。「戸惑ったり物見するわけでもないし、馬の状態はいいので楽しみですね」。人馬の強い絆も武器に、2歳王者決定戦に挑む。(西山 智昭)

 

朝日杯FSの注目穴馬-ネオルミエール

ネオルミエール

父-ネオユニヴァース

母父-シルクプリマドンナ

 

昨年の2013年の朝日杯FS

 
1着 アジアエキスプレス ムーア
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