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マーチSレース展望

 中山は土日連日の重賞開催。日曜にはマーチS(GIII、ダート1800メートル)が行われる。2009年エスポワールシチー、11年テスタマッタと、過去10年の優勝馬のうち2頭が翌年のフェブラリーSを制しており、今後のダート重賞戦線を占う意味でも見逃せない一戦だ。

 また、ハンデ戦らしくひと筋縄ではいかないレースで、過去10年に1番人気で連対したのはエスポワールシチーのみ。12年には3連単232万1750円の高額配当が飛び出すなど、配当的な妙味も大いにある。

 ハンデ57.5キロのソロル(栗東・中竹和也厩舎、牡5歳)は昨年の覇者。前走のアルデバランSではトップハンデの57.5キロを背負いながら3着に入り、昨年の平安S(2着)以来、約9カ月ぶりに馬券圏内に入った。復調の兆しを見せて臨む今回は、4戦して3勝と好相性の中山ダート1800メートル。連覇への期待は大きい。コンビを組むのも、昨年と同じ蛯名正義騎手だ。

 同じくこの舞台を得意としているのが、マスクトヒーロー(美浦・新開幸一厩舎、牡7歳)。前走の師走Sを含め、当該舞台でメンバー最多の4勝を挙げている。今回と同じ57キロを背負ったときは3戦全勝で、横山典弘騎手の騎乗実績【5・1・0・0】という点も大きな強調材料だ。

 マイネルクロップ(栗東・飯田雄三厩舎、牡5歳)は前走の交流GIII佐賀記念で重賞初制覇。充実ぶりが目立ち、前走と同じ斤量のハンデ56キロなら、重賞連勝の可能性は十分にある。佐賀記念で悲願の重賞初Vを飾った丹内祐次騎手も進境著しいだけに、人馬の充実ぶりは見逃せない。

 3走前に当該舞台でオープン特別・ポルックスSを勝ったイッシンドウタイ(美浦・伊藤圭三厩舎、牡6歳)もコース実績は十分。56キロのハンデで、田辺裕信騎手との新コンビで挑む。

 3連勝でオープン入りを決めたベルゲンクライ(美浦・高橋文雅厩舎、牡5歳)は、定年で引退した大久保洋吉厩舎から、弟子である高橋文厩舎に移籍しての初戦。前走は超スローで持ち味を生かせなかったが、ある程度ペースが流れれば突き抜けるだけの破壊力がある。ハンデ55キロも好材料だ。

 賞金上位馬の回避が前提だが、1000万下→準オープンをいずれも3馬身差で連勝しているレッドグランザ(栗東・昆貢厩舎、牡6歳)の存在も注目の的。休養期間が長く、6歳馬ながらキャリアはわずか14戦と、まだまだフレッシュだ。ここに来て本格化ムードを漂わせており、ハンデも54キロどまり。出走できるようなら、実績馬にとって最大の脅威となるだろう。

 なお、トップハンデ58キロのグレープブランデー(栗東・安田隆行厩舎、牡7歳)は、選出されている交流GIII・東京スプリントに向かう公算が大きい。

 
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