京都記念予想で的中馬券をゲットしよう!!

 今週の京都日曜メーンは、1942年に創設され、今回で108回目を迎える伝統のGII京都記念(15日、京都、芝・外2200メートル)。なんといっても注目は、一昨年のダービー馬キズナ(栗東・佐々木晶三厩舎、牡5歳)と、昨年の桜花賞馬で、最優秀3歳牝馬にも選ばれたハープスター(栗東・松田博資厩舎、牝4歳)の初対決だろう。

 キズナは昨年の天皇賞・春4着以来の実戦になる。レース中に左第3手根骨を骨折し、秋に予定していた凱旋門賞遠征は断念せざるをえなくなった。骨折箇所が完治すると、陣営は復帰に向けてじっくり調整。栗東に帰厩して以降、先週までに速い追い切りを10本以上消化してきた。1月28日には武豊騎手がまたがって、CWコースで6ハロン80秒7-12秒0をマーク。着々と態勢を整えている。今回は9カ月ぶりの実戦で、順調に使ってきたハープスターとの斤量差も3キロあるが、ダービー馬らしいレースぶりが期待される。

 ハープスターは前走のジャパンカップで5着だったが、勝負どころで故障したトレーディングレザーと接触するアクシデント。そこからもう一度、体勢をを立て直して直線は外からよく伸びていた。不利がなければ上位争いに加わっていたはずだ。今回はメンバー中、唯一の牝馬だが、牡馬陣が56、57キロの斤量を背負うのに対し、54キロと恵まれている。意外にも京都コースは今回が初めてだが、外回りで直線が平坦なら、勢いがついた自慢の末脚が鈍ることはない。次回予定のドバイシーマクラシック(3月28日、UAEメイダン、GI、芝2410メートル)に向けて、勝って弾みをつけたいところだ。

 2強ムードが濃厚という前評判だが、割って入るとすれば、中山金杯をレコードで快勝して待望の重賞タイトルを獲得したラブリーデイ(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)だろう。以前は堅実味に欠ける面があったものの、詰めの甘さもだいぶ解消されつつある。戸崎圭太騎手との初コンビで、違った一面が引き出される可能性も十分。こちらも京都は未経験だが、キャリアは豊富にあり、心配は無用だ。

 長期休養明けを2度使われて、動きが上向いてきたレッドデイヴィス(栗東・音無秀孝厩舎、セン7歳)も、実績では2強に次ぐ存在。アンドレアシュ・シュタルケ騎手とのコンビで、どんな走りを見せるか注目される。

 今回と同じコースで行われた京都新聞杯の勝ち馬ハギノハイブリッド(栗東・松田国英厩舎、牡4歳)は、なかなか結果を出せずにいるが、前走(日経新春杯6着)は復調の兆しが感じられた。得意の条件で復活の足がかりをつかみたいところだ。

 このほかは、やや差を感じる顔ぶれだが、最近になってだいぶ常識にかかってきて、潜在能力を生かせるようになってきたスズカデヴィアス(栗東・橋田満厩舎、牡4歳)や、トウシンモンステラ(栗東・村山明厩舎、牡5歳)が上位進出を狙う。

 
京都記念動画-2014年
 
1着 デスベラード 横山典弘
2着 トーセンラー 武豊
3着 アンコイルド 後藤浩輝
 
 
京都記念-ツイッター
 
 
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