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    カテゴリ: 重賞レース(G2)

    ライズトゥフェイム|アメリカJCC2016年|注目馬まとめ

     


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    《AJCC》レース展望

     中山開催は最終週を迎え、日曜メーンにアメリカジョッキークラブカップ(24日、GII、芝2200メートル)が行われる。実績馬に有利なグレード別定戦ながら、昨年はゴールドシップが7着に終わるなど、過去3年いずれも1番人気馬が馬券圏内から外れているように波乱含みのレース。年末年始を挟んで調整が難しい厳冬期でもあり、直前の追い切りや当日の気配を見極める必要もありそうだ。

     今年はGIホースがいないが、昨年のダービー2着馬サトノラーゼン(栗東・池江泰寿厩舎、牡4歳)が注目される。秋はセントライト記念7着、菊花賞5着と案外な結果に終わったが、この2戦だけで評価を下げるわけにはいかない実績の持ち主だ。菊花賞以来、3カ月ぶりの出走になるが、順調に調整されており、態勢は整いつつある。使いつつ調子を上げるタイプだけに、陣営も「絶好調とはいかない」(池江調教師)と認めているが、池江厩舎は先週の京成杯もプロフェットで制するなど冬場の中山重賞に強い。このレースもトーセンジョーダン、ダノンバラードで2勝しており、主力視するのが妥当だろう。

     マイネルフロスト(美浦・高木登厩舎、牡5歳)は一昨年のダービー3着馬。一昨年の毎日杯V後は重賞未勝利ながら、前走の中山金杯で2着に入り、見通しは明るくなりつつある。この馬も同厩のホワイトフーガがJBCレディスクラシックに次いで13日のTCK女王盃を制し、暮れにはサウンドトゥルーが東京大賞典を制覇と、厩舎が絶好調なのは頼もしい。脚質に自在性があるのも強みだ。

     メンバーで唯一、57キロを背負うディサイファ(美浦・小島太厩舎、牡7歳)は、昨年の札幌記念で重賞3勝目を飾った後も毎日王冠2着、天皇賞・秋8着、金鯱賞2着と、GIIなら確実に好勝負できることを証明している。主戦・四位洋文騎手が負傷療養中のため2年8カ月ぶりにコンビを組む武豊騎手も【1・1・1・2】と騎乗実績は十分。久々の騎乗ぶりが興味深い。

     ライズトゥフェイム(美浦・加藤征弘厩舎、牡6歳)は重賞初挑戦だった中山金杯で4着。スローペースで不向きな展開ながら、上がり3ハロン32秒6という驚異的な末脚で後方から追い込んできた。このタイムは中山競馬における史上最速ラップだけに、評価できる内容といっていい。2000メートルを超える距離は未経験という点が鍵になるが、血統的にはこなせる下地がある。追い込み一手の脚質だけに、流れが向けば一気の差し切りもあるだろう。

     ステラウインド(美浦・尾関知人厩舎、牡7歳)はオープン特別の万葉S勝ちの他、重賞では七夕賞2着、青葉賞、函館記念3着がある。もうワンパンチ欲しい印象だが、ここ2戦もハンデ戦で56キロを背負って福島記念4着、中山金杯5着と差のない競馬。中山芝2200メートルは【1・1・0・1】で着外の1戦も4着と安定しており、侮れない存在だ。

     同舞台の迎春Sを圧勝して波に乗るヤマニンボワラクテ(栗東・松永幹夫厩舎、セン5歳)は、中山芝【1・1・2・0】で2200メートルも【1・2・0・0】とどちらも複勝率100%。ここはベストの条件といえる。年明け3週で早くも6勝を挙げている松永幹厩舎は、昨年も20馬房で全国5位と充実ぶりが際立っている近況だ。デビュー6年目の藤懸貴志騎手には重賞初制覇の期待がかかる。

     1600万下を勝ったばかりで挑戦したジャパンCは12着に終わったショウナンバッハ(美浦・上原博之厩舎、牡5歳)だが、勝ったショウナンパンドラとは0秒5差。重賞初挑戦を思えば健闘といっていい内容だった。弟のキタサンブラックがセントライト記念を勝ったのがこの舞台。父のステイゴールドは、先週の日曜中山最終レースで産駒が1~3着を独占しており、血統的にもこの条件では期待が持てる。

     前走のディセンバーSでトーセンレーヴのクビ差2着だったスーパームーン(美浦・藤沢和雄厩舎、牡7歳)は、クリストフ・ルメール騎手との新コンビが魅力。同厩のルルーシュ(牡8歳)はGIIなら格上にランクできるが、1年5カ月の休養明けだけに分の悪さは否めない。同様に、一昨年の安田記念3着以来となるショウナンマイティ(栗東・梅田智之厩舎、牡8歳)も、底力では随一だが、割引が必要だろう。

     ほかでは、ディセンバーS(3着)をひと叩きされたクランモンタナ(栗東・音無秀孝厩舎、牡7歳)や、ムラだが底力を秘めているスズカデヴィアス(栗東・橋田満厩舎、牡5歳)なども侮れない存在だ。

     
     
    ライズトゥフェイム 念願の初タイトル狙う
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    日経新春杯の超絶穴馬-アドマイヤフライトまとめ

     


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    フライト最高の仕上がり

     「日経新春杯・G2」(17日、京都)

     三度目の正直となるか-。14年2着、15年3着のアドマイヤフライトが、今年も伝統のG2に登場。昨夏の札幌以来、4カ月半ぶりの実戦となるが、順調に乗り込まれて好仕上がりを見せている。明け7歳となったが、キャリアはわずか23戦。気力、体力ともに充実している。悲願のタイトル奪取へ、機は熟した。

     変則日程で全休日となった12日朝。洗い場で手入れをされていたアドマイヤフライトが、目をぎらつかせ、両前脚を上げて立ち上がる素振りを見せた。「よくやるんですよ。気持ちも体も若い。今もやんちゃなんです」と川島助手。7歳となったが、毛ヅヤや馬体の張りは上々。闘志はまだ衰えていない。

     それを証明したのが11日の追い切り。栗東CWの単走追いで6F85秒3-39秒1-12秒0を記録。全体時計は平凡だが、その中身は濃い。「テンにゆっくり入って(ゴール板を過ぎた後の)1コーナーをゴールに見立てて追いました。動きはすごく良かった。もう一回、乗りたいぐらいです」。その名の通り、空を飛ぶような勢いでさっそうとコースを駆け抜けた。

     3着に敗れてリベンジに失敗した昨年は、前走時からプラス20キロの馬体増で出走。「去年は(第1回東京開催の)白富士Sを視野に入れながらの調整でした。10キロは回復分でしたが、もう10キロは重めでしたね」と振り返る。その点、今年は「早くからここを目標に定めて、しっかりと乗り込みました。去年よりも間違いなくいい状態です」と引き締まった馬体に目を細める。

     巨体から繰り出されるダイナミックなフォームは、広々とした京都外回りコースで真価を発揮する。「得意の舞台ですからね。イキのいい明け4歳が出てきますが、まだ若いもんには負けてられません」と仕上げ人。過去最高の仕上がりで挑む今回、未完の大器が遂にタイトルをつかむ。

     
     
    日経新春杯はなぜか走りますねw
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    ファンタジーS予想|ファンタジーSニュースまとめ

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    好メンバー集結、G1へ駒を進めるのは/ファンタジーSの見どころ

     阪神JFの重要なステップレースとなるファンタジーS。今年は新馬戦でシルバーステートを破ったアドマイヤリードや、函館2歳Sを圧勝したブランボヌールなど好メンバーが揃った。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

    ■11/7(土) ファンタジーS(2歳・牝・GIII・京都芝1400m)

     アドマイヤリード(牝2、栗東・松田博資厩舎)は7月の新馬戦を優勝。そこで2着に負かしたシルバーステートがその後の未勝利戦をレコードで勝ち、さらに休み明けの紫菊賞も楽勝しており、本馬にも注目が集まっている。その実力が本物であることをここで証明できるか。

     ブランボヌール(牝2、栗東・中竹和也厩舎)は新馬戦、函館2歳Sと連勝。特に2戦目の函館2歳Sは外を回って早めに進出し、直線抜け出して後続を突き放すという圧勝だった。ディープインパクト産駒だけに距離延長は問題なく、ここは休み明けでも勝ち負けが期待される。

     その他、新馬戦快勝の良血馬ワントゥワン(牝2、栗東・藤岡健一厩舎)、2勝を挙げているウインミレーユ(牝2、栗東・梅田智之厩舎)・メイショウスイヅキ(牝2、栗東・本田優厩舎)、未勝利戦をレコード勝ちしたキャンディバローズ(牝2、栗東・矢作芳人厩舎)、休み明けを叩いたメジェルダ(牝2、栗東・昆貢厩舎)なども上位を狙う。発走は15時45分。

     

    ファンタジーSー2014年

    1着 クールホタルビ 小牧太

    2着 ダノンクラシアス 岩田康誠

    3着 ウインソワレ ルメール

     

     

     

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    京王杯2歳S注目穴馬トウショウドラフタ|ネット評価まとめ


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    トウショウドラフタ落ち着き好感/京王杯2歳S

    <京王杯2歳S:追い切り>

     土曜東京メーンは京王杯2歳S(G2、芝1400メートル、7日)。サウジアラビアRC7着のトウショウドラフタ(牡、萱野)が4日、ウッドで軽快な走りを見せた。

     単走で馬なりのまま、5ハロン69秒2、上がり39秒9-13秒0。時計自体は目立たないが、テンションの上がりやすいタイプだけに、むしろ前半を14秒9、14秒4と抑え気味に加速できたのは収穫だ。松下助手も「先週びっしりやったので、今朝は反応を確かめる程度。良かったですね。落ち着いているのがいい」と好感触を口にする。

     前走は2番手から直線抜け出す勝ちパターンだったが、最後の1ハロンでばったり止まった。「ジョッキー(吉田豊)も150メートル長い、と言ってました。1400メートルなら折り合いも楽だし、ぴったりだと思います。先行して早めに抜け出す形なら」。新馬を勝った得意の距離で、新種牡馬アンライバルド産駒の重賞初制覇を狙う。【水島晴之】

     

    新馬戦では東京競馬場芝1400m
    ですごいパフォーマンスを



     

     

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    京王杯2歳S予想|モーゼス|注目馬まとめ

     1番人気が7連敗中、ここ4年は1~3番人気の連対すらないという京王杯2歳S。今年も難解な一戦となりそうだ。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

    ■11/7(土) 京王杯2歳S(2歳・GII・東京芝1400m)

     シャドウアプローチ(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)は新馬戦は2着に敗れたが、続く未勝利戦・ききょうSと連勝を飾った。道中掛かり気味ではあったものの、前走で控える競馬ができたのは今回東京コースに替わる上で大きい。一気の3連勝での重賞制覇なるか。

     モーゼス(牡2、美浦・大江原哲厩舎)は本レースと同条件の新馬戦を優勝。クビ差での勝利だったが、3着以下は離しており、なかなかの内容だったと言える。全兄にカレンブラックヒル、半兄にレッドアルヴィスがいる良血馬で、重賞のここでも期待がかかる。

     その他、新馬戦でシャドウアプローチを下しすずらん賞も勝っているオデュッセウス(牡2、美浦・手塚貴久厩舎)、新馬戦をほとんど持ったままで楽勝したボールライトニング(牡2、栗東・宮本博厩舎)、小倉2歳Sで2着のサイモンゼーレ(牡2、栗東・梅田智之厩舎)、2勝を挙げているボーダレス(牝2、美浦・伊藤圭三厩舎)、大崩れなく走っているレッドカーペット(牡2、栗東・高野友和厩舎)辺りもタイトルを狙う。発走は15時35分。

     

    新馬戦

     

     

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